タイヤ通販「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」を5つの項目で比較

タイヤ通販として人気の「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」を5つの項目で比較してみました。

タイヤ通販の「1.取扱ブランド」、「2販売価格」、「3.送料」、「4.タイヤ取付工賃」、「5.パンク保証」を徹底比較し、それぞれのメリットやデメリットが分かるように解説するとともに、どのような方の利用の利用に向いているのかまでご説明します。

愛車のタイヤを購入するにあたり、どの事業者を利用しようか悩んでいる方や、すでにこの2社のどちらかを利用しようと検討されている方は特に参考にしてみてください。

「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」を5つの項目で比較しました！

1.取扱ブランド	取り扱っているタイヤブランドやブランド傾向などについて比較します。
2.販売価格	サマータイヤとスタッドレスタイヤで、同サイズのものを比較します。
3.送料	タイヤの送料について比較します。
4.タイヤ取付と工賃	タイヤ取付と工賃について比較します。
5.パンク保証	購入したタイヤがパンクした際の保証について比較します。

上記５つの項目で、「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」を比較していきます。

知りたい項目からチェックできるよう、クリックすればその項目にスクロールされるようになっています。

1.「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」を取扱ブランドで比較

「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」の取り扱いブランドについて比較していきましょう。

比較項目	オートウェイ	タイヤワールド館ベスト
海外有名ブランド	グッドイヤーコンチネンタルピレリミシュランなど ※ただし本国製ではない	グッドイヤーコンチネンタルピレリシュラン BFグッドリッチなど ※製造国についての記載無し
日本ブランド	ブリヂストンダンロップヨコハマ FALKENなど ※海外からの輸入	ブリヂストンダンロップヨコハマトーヨータイヤ FALKENなど ※製造国についての記載無し
比較的歴史が浅い海外ブランド	NANKANG CEAT DAVANTI MOMO COOPER HIFLY RADARなど ※海外からの輸入	NANKANG HIFLY RADAR ハンコックルッチーニジーテックスなど ※製造国についての記載無し

「オートウェイ（AUTOWAY）」の取り扱いブランドの特徴

「オートウェイ（AUTOWAY）」は輸入タイヤを専門に扱っているのが大きな特徴です。

取扱ブランドは分類すると大きく3種類に分けることができます。

まずひとつは、グッドイヤーやコンチネンタル、ピレリ、ミシュランなどの海外有名メーカータイヤです。

そしてもうひとつが、ブリヂストンやダンロップ、ヨコハマなどの日本メーカーのタイヤで、

もうひとつは、比較的歴史の浅い海外メーカーのタイヤとなります。

ただし、海外有名ブランドタイヤのタイヤだからといっても本国製ではなく、中国や台湾、タイ、フィリピン、インドネシアなどで製造されたものを輸入しているのがほとんどなので、価格も抑えられています。

なお製造国が中国や台湾などであっても、有名ブランドの冠を付けたタイヤである以上、そのブランドの品質基準はクリアしています。

加えて、「オートウェイ（AUTOWAY）」ではそれぞれのタイヤの製造国も明確に表示されているので、納得の上で購入することができるはずです。

理解しておくべき点としては、輸入タイヤは日本で使用することを前提にして製造されておらず、規格が日本とは異なるケースがあります。

さらに道路事情が国によって異なるため、乗り心地などが同じタイヤでもメーカー本国で製造されたものと異なるケースがあることも理解しておくべきでしょう。

「タイヤワールド館ベスト」の取扱ブランドの特徴

「タイヤワールド館ベスト」で扱われているブランドは「オートウェイ（AUTOWAY）」と同様に、グッドイヤーやコンチネンタル、ピレリ、ミシュランなどの海外有名メーカータイヤ、ブリヂストンやダンロップ、ヨコハマなどの日本メーカー、そして比較的歴史の浅い海外メーカーのものです。

ただ「タイヤワールド館ベスト」では、タイヤ製造国についての記載がないため、海外有名メーカーのタイヤであっても、どこの国で製造されたタイヤものなのかは不明です。

なお、「タイヤワールド館ベスト」の取扱ブランド一覧をみると、上記一覧にもあるように多くのメーカーが記載されています。

しかし実際に在庫があるものを調べてみると、メーカー一覧では21メーカーが表示されているものの、本記事執筆時点でタイヤの取扱いがあったのはサマータイヤで13メーカー、スタッドレスタイヤでは８メーカーのみでした。

またほとんどのタイヤが取り寄せ（要問い合わせ）になっており、在庫があるのはごくわずかになっていました。

2.「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」を販売価格などで比較

「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」について、サマータイヤとスタッドレスタイヤの販売価格などを比較してみましょう。

比較に際しては本来、同メーカーの同ブランド、同タイヤサイズの価格で比較するべきですが、これらの条件が合致するタイヤは多くありません。

そこでサマータイヤとスタッドレスタイヤの二種類において、有名ブランドのもの、最も安いものを比較してみます。

有名ブランドのタイヤでは、サマータイヤやスタッドレスを問わず、同メーカーの同ブランド、同サイズで比較しますが、最も安いものは、メーカーやブランドを問わずにタイヤサイズだけが合致するもので比較します。

比較項目	オートウェイ	タイヤワールド館ベスト
有名ブランドサマータイヤ	BRIDGESTONE REGNO GR-XII 205/60R16 92V ※関東のみ在庫 1本22,100円（税込）	BRIDGESTONE REGNO GR-XII 205/60R16 92V ※取り寄せ10日前後で出荷 1本27,000円（税込）
最も安いサマータイヤ	MAXTREK MAXIMUS M2 205/60R16 92V ※関東、東海、九州のみ在庫 1本5,610円（税込）	FALKEN ZIEX ZE914F 205/60R16 ※在庫品 1本7,900円（税込）
有名ブランドスタッドレス	GOODYEAR ICE NAVI 8 205/60R16 ※関東、東海、九州のみ在庫 1本24,590円（税込）	GOODYEAR ICE NAVI 8 205/60R16 ※取り寄せ品（要問い合わせ） 1本22,700円（税込）
最も安いスタッドレス	HIFLY Win-turi 216 205/60R16 92H ※※全地域で在庫あり 1本8,190円（税込）	ハンコック Winter icept IZ2 (W626) 205/60R16 ※取り寄せ品（要問い合わせ） 1本8,200円（税込）*

「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」の販売価格実例

以下の画像では、上段が「オートウェイ（AUTOWAY）」、下段が「タイヤワールド館ベスト」の商品画像となります。

最も安いサマータイヤ

有名ブランドスタッドレスタイヤ

最も安いスタッドレスタイヤ

2社の販売価格実例から分かること

「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」の販売価格を比較すると、有名ブランドサマータイヤでは「オートウェイ（AUTOWAY）」の方が1本あたり5,000円近く安く、最も安いサマータイヤでも「オートウェイ（AUTOWAY）」の方が1本あたり2,000円ほど安いことが分かりました。

またスタッドレスタイヤでは、有名ブランドのタイヤは「タイヤワールド館ベスト」の方が1本あたり2,000円ほど安く、最も安いものではあまり価格差はありませんでした。

価格だけを比較すると、サマータイヤは「オートウェイ（AUTOWAY）」の方がやや安く、スタッドレスタイヤでは「タイヤワールド館ベスト」の方がやや安いということになります。

購入に際して留意すべき在庫状況

販売価格については上記のような違いがありますが、在庫状況についても色々な違いがあります。

まず「オートウェイ（AUTOWAY）」で販売しているタイヤは、エリアによって在庫の有る無しが異なり、購入できるエリアとできないエリアがあることに注意する必要があります。

また「タイヤワールド館ベスト」では、注文後の取り寄せとなっているタイヤが多く、さらに取り寄せすることができるかどうかを事前に確認しなければならない場合もあることを覚えておくべきでしょう。

3.「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」を送料で比較

「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」で、タイヤを購入した場合の送料について比較してみましょう

比較項目	オートウェイ	タイヤワールド館ベスト
取付加盟店などへの送料	◎タイヤピット加盟店や整備工場など無料	◎GooPit加盟店タイヤ単品の場合は無料
個人宅への送料	1本330円（税込） ※沖縄1本550円（税込） ※離島1本1,100円（税込）	タイヤ単品の場合は無料

「オートウェイ（AUTOWAY）」の送料

「オートウェイ（AUTOWAY）」ではタイヤの送り先がオートウェイのタイヤ取付業者ネットワークである「タイヤピット」加盟店や整備工場、タイヤ取付店か、もしくは個人宅かによって送料が異なります。

「タイヤピット」加盟店や加盟していない整備工場、タイヤ取付店などにタイヤを送る場合には、送料は無料となっています。

一方、個人宅にタイヤを送る際には、1本あたり330円(税込)の送料が必要になり、沖縄県の場合は1本あたり550円(税込)の送料、離島の場合は1本あたり1,100円(税込)の送料が必要になります。

「タイヤワールド館ベスト」の送料

「タイヤワールド館ベスト」では、タイヤだけを購入した場合には、送付先が「タイヤワールド館ベスト」の取付店であるGooPit加盟店、もしくは自宅であっても送料は無料となります。

2社の発送時の梱包について

タイヤ発送時の梱包については、「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」ともに、タイヤを2本づつPPバンドでまとめ、送り状もタイヤに張り付けて発送されています。

つまり、２社ともにラッピングなどはされずに発送されるわけです。

4.「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」をタイヤ取付と工賃で比較

「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」では、タイヤ取付と工賃がどう違うのか、比較してみましょう。

比較項目	オートウェイ	タイヤワールド館ベスト
取付店舗	タイヤピット加盟店	・直営店宮城県7店舗、北海道3店舗、岩手県1店舗・提携取付店全国約4,000店
工賃（税込価格）	・15インチ以下：1,980円/本・16～18インチ：2,420円/本・19～20インチ：2,970円/本 ※廃タイヤ料やバルブ交換料は含まれず	・15インチ以下：7,920円/4本・16インチ：9,240円/4本・17インチ：9,680円/4本・18インチ：10,120円/4本・19インチ：13,200円/4本 ※廃タイヤ料やバルブ交換料は含まれず ※20インチ以上と扁平率40％以下、ランフラットタイヤは交換不可 ※タイヤ4本購入時のみ対応

「オートウェイ（AUTOWAY）」のタイヤ取付と工賃

「オートウェイ（AUTOWAY）」では購入したタイヤを、オートウェイが運営している「タイヤピット」の加盟店であるタイヤ取付店に直送できるようになっています。

「タイヤピット」には全国3,500店舗のタイヤ取付店が加盟していますので、きっとどなたの近所にも「タイヤピット」に加盟しているタイヤ取付店があるはずです。

送料はかかるものの、自宅にタイヤを送ってもらい、自分で取付店に持ち込むこともできます。

「オートウェイ（AUTOWAY）」で購入したタイヤを「タイヤピット」に加盟しているタイヤ取付店で取付けてもらう場合、基本工賃は全国統一になっています。

そのため、どの加盟店に直送しても工賃が高くなるなどの心配は不要です。

基本工賃とは、車体からタイヤとホイールの脱着料、タイヤとホイールの組み替え、バランス作業を含んだ金額のことで、廃タイヤ料やバルブ交換料は含まれていません。

ただし、扁平率45以下のタイヤやランフラットタイヤ、空気圧センサー装着車、輸入車などのタイヤ交換は、追加料金が発生するケースがあります。

なお、「オートウェイ（AUTOWAY）」で購入したタイヤを自宅に送り、「タイヤピット」加盟店で取付する場合には、「オートウェイ（AUTOWAY）」で購入したことが分かる納品書や領収書が必要になります。

「タイヤワールド館ベスト」のタイヤ取付と工賃

「タイヤワールド館ベスト」では、購入したタイヤを宮城県や北海道、岩手県の直営店の他、提携している全国約4,000店のタイヤ取付店に直送し、取付けてもらうことができます。

なおタイヤ取付に際しては、タイヤ4本購入時しか対応していないため、料金体系も4本取付した場合の料金が表示されています。

つまり1台分のタイヤを購入した場合のみ利用でき、それ以外の2本や3本購入した場合は利用できないということです。

また現時点では20インチ以上の大きなタイヤと、扁平率40％以下の低扁平タイヤやランフラットタイヤは交換できない仕組みになっています。

加えて、廃タイヤ料やバルブ交換料は含まれていないため、取付店で別途支払う必要があります。

2社の取付けと工賃の違い

「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」の取付けと工賃を比較すると、19インチタイヤの取付工賃で、やや「タイヤワールド館ベスト」の方が高額になっている程度で、他のタイヤサイズではそれほど大きな違いはありません。

ただ「オートウェイ（AUTOWAY）」の場合は、20インチの大径タイヤも取付してもらえることに加え、たとえタイヤ1本単位でも取付してもらえることが大きな利点といえます。

すなわち、パンクなどで修理不能な場合に1本だけ交換したい時にも問題なく利用できるわけです。

一方の「タイヤワールド館ベスト」では、19インチまでのタイヤしか取付してもらえないことや、扁平率40％以下の低扁平タイヤ、タイヤ4本を購入しないと取付予約ができないため、この規定から外れるタイヤを購入したい場合には注意が必要といえます。

5.「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」をパンク保証で比較

タイヤのパンクはどんなドライバーでも経験したことがあるはずです。

しかし購入して間もないタイヤがパンクし、修理しなくてはいけなくなると非常にがっかりするでしょう。

修理できるならまだしも、修理不可能なパンクの場合は、新しくタイヤを購入しなければならず、また出費になってしまいます。

そこで「オートウェイ（AUTOWAY）」と「タイヤワールド館ベスト」で、パンクに対する保証はどうなっているのかを比較してみました。

比較項目	オートウェイ	タイヤワールド館ベスト
無料保証	無し	◎ネット通販無し ◎実店舗購入「フリープラン」６ケ月の無料保証 ※パンクしたタイヤのみ交換 ※宮城県の対象7店舗でタイヤ4本購入の場合のみ [対象店舗] 仙台本店泉八乙女店多賀城店西多賀店古川店栗生店アウトレットユーズド館
有償保証	無し	◎ネット通販無し ◎実店舗購入「アップグレードプラン」有償で保証期間を１年または２年に延長可能 ※４本のタイヤを交換できるが回数は１回のみ [保証費用] タイヤ４本の購入価格（税込）に基づくA～Gの7段階設定 A：～30,000円 1年 1,500円 2年 2,250円 B：～50,000円 1年 2,500円 2年 3,750円 C：～100,000円 1年 5,000円 2年 7,500円 D：～150,000円 1年 7,500円 2年 11,250円 E：～200,000円 1年 10,000円 2年 15,000円 F：～250,000円 1年 12,500円 2年 18,750円 G：～300,000円 1年 15,000円 2年 22,500円