車のことをもっと知れば、もっと車を好きになれる

雑記

車で経験したちょっと怖い話

皆さんは車を運転していて何かゾッとするような経験をしたことはありますか。

私は何度か現実離れしたことを経験しました。

いつも書く記事とはちょっと違って全く参考にはならない内容だと思いますが、暑い夜が涼しくなる、そんな経験を書こうと思います。

 

雨の夜にびしょ濡れで川沿いを歩く女性

夜中の雨

私が就職してまだ間がない頃の話です。

当時私は実家に住んでいました。

新人ながら仕事は忙しく、会社から与えられた社有車で連日夜遅く帰ってきていました。

 

その日も会社から帰ってきたのは午前2時ぐらいだったと思います。

シトシトと雨が降っており、ワイパーの音だけが車内に響いていました。

 

実家に帰るには小さな川沿いの道を走らねばなりません。

道幅が狭く、車のすれ違いはおろか、人が歩いているだけでも徐行しないと危ないほど細い道路です。

もちろん街灯などはありません。

夜中になると真っ暗な道です。

 

国道からその道に入ってすぐ、道路の川の側を一人の女性が、私の車と同じ方向に歩いていることに気が付きました。

こんな夜中に寂しい道を歩いてるんだって思いましたが、なんだか様子が変です。

雨がシトシト振っているのに傘もさしていません。

しかも慌てる様子もなくゆっくりと歩いているようです。

 

今でもはっきりと覚えていますが、ふっくらした小柄な女性で、髪は肩ぐらいまでの長さでした。

後姿だけしか見ていませんが、中年の女性のように思えました。

 

普段この道を歩いている人のほとんどは、車が通ると危ないので、必ず車の方を振り返りました。

でもその女性は一度もこちらを振り向きません。

私は車を女性と反対側ギリギリに寄せ、徐行して通過しようとしました。

 

その女性のすぐ近くを通る時、その人の服装や髪が雨でビショビショになっていることに気が付きました。

そして、その人が歩いていると思っていたのは私の勘違いで、上半身だけしか見えておらず、腰ぐらいから下が透けています。

それに歩いているのではなく、じっとしたまま移動しているのです。

 

そのことに気付いた途端、全身に鳥肌が立ちました。

 

その人のすぐ脇を通り過ぎてから、もう一度様子を見ようとルームミラー越しに確かめましたが、誰も歩いてはいません。

サイドミラーでも見ましたが、やはり誰も歩いていません。

 

怖くなって、そこから一気にスピードを上げ、家まで帰りました。

 

家に着いて、すぐに家の中に入ろうと思いましたが、嫌なものを家の中に連れて入るのは怖いです。

夜中の2時過ぎでしたが玄関の扉を開け、寝ていた母親を大声で起こして、塩を振ってもらってから家の中に入りました。

 

川沿いの道を夜中に走る時はお気を付けください…。

 

 

車の中が真っ白になるほどの光

夜中のダム

この話はまだ最近の出来事です。

 

私は仕事柄、生活のリズムが不規則です。

世の中の人が寝ている時に仕事をし、大多数が仕事をしている時間に寝ていることもあります。

そのため、予定が空いた時でも、どこかへ遊びに行くなんてことがなかなかできません。

 

この日も予定が空いた日でした。

起きたのが夕方遅くで、最初の食事を終えた時点でもう真っ暗です。

空いた一日をどう過ごそうかと考えましたが、せいぜい夜のドライブぐらいしか思いつきません。

 

それまでも夜中のドライブはあちこち行っていましたが、ほとんどが都会をウロウロする程度でした。

そうだ、今日は人がいないところに行ってみようと思い立ち、自宅から片道1時間ほどの距離にあるダムを目指しました。

そのダムは色んな現象が起きることで有名でしたが、車から降りなければ大丈夫だろうと軽く考えていました。

予定のないドライブなので高速道路を使わず、あえて一般道でダムを目指しました。

 

ダム近くに着き、あちこちをウロウロ回ってみますが、車は一台もおらず、どこも真っ暗です。

そりゃそうです。

一軒も家がないので、照明などあるはずありません。

試しに車のライトを消してみると、本当に漆黒って感じの闇が迫ってきます。

こりゃあ絶対車から降りられないなぁって思いながら、あちこちを回ってみます。

 

ある場所に来た時、建物も何もないのに、一ヶ所だけ電柱に灯りが灯っている場所がありました。

どうしてここだけ灯りがあるんだろうと思って車で通り過ぎようとした時です。

いきなり車の中が真っ白な光に照らされたように、隅々まで明るくなりました。

 

普通、車の中をライトで照らすと、必ずどこかに影の部分ができます。

しかしこの時はどこにも影がなく、隅々にまで光が届いているのです。

しかも、それまでラジオなんか付けてもいなかったのに、いきなりラジオからザーッって音が聞こえてきました。

 

私はびっくりして思い切りアクセルを踏み、全速力で曲がりくねった道を逃げました。

車の中が真っ白に明るくなったのは、時間にしておよそ7~8秒ぐらいだったと思います。

その間、ラジオはザーッっていってるし、もう怖くて震えながら運転しました。

7~8秒経つと、車の中は元通り暗くなり、ラジオも音がしなくなりました。

 

スピードを上げて走る車が7~8秒間で動く距離はかなりのものです。

その間、ずっと車内は真っ白でラジオはザーッって音を出しているのですから、びっくりというよりもただただ恐怖です。

 

怖くって一刻も早く帰りたかったのですが、それにはUターンしてさっきの場所を通るのが一番近道です。

でも、とてもじゃないですが、さっきの場所をまた通って帰るなんてことはできません。

 

そのダムは幾つかの川をせき止めて作られていたので、少しそのまま走り続けて川にかかっている橋を渡れば、先程の場所の対岸側を通ることができます。

自宅に帰るにはこれしかありません。

さっきの場所を通るよりはマシだと考え、ビクビクしながら対岸を走り、先程の場所の向かい側を通過します。

通る時に対岸を見てみましたが、さっきのような電柱の灯りなんてどこにもありません。

真っ暗な闇が広がっているだけでした。

 

あれはいったい何だったんでしょう…。

このことを書いている今も鳥肌が立ってしまいます。

 

その後、昼間の明るい時にその場所を通りましたが、電柱に街灯なんか付いているところはありませんでした。

 

色んな噂がある場所は、やはり何かがあるようです…。

暑くて寝苦しいからといって、夜のドライブにそんな場所に行くのは止めましょう…。

 

 

 

この話は私が体験した実話です。

こういう体験をするのも、母親がこんなことに敏感ってことが影響しているんでしょう。

 

実はこれ以外にもっと強烈な話が幾つかあります。

でも、こういう文章を書いているだけで、色んなものが寄ってきます。

今も私の後にいるような気がしますので、機会を改めようと思います。

 

それに、このブログを読んでいるあなたのすぐ後ろにも、もうすでに来ているかもしれませんから…。