多くのカーリース企業が存在する中でも、以前からクルマ関連情報をwebで発信し続けてきたメディアが母体となって運営しているMOTA(モータ)カーリースは、クルマが好きな人々からの認知度も高いカーリースです。
MOTAカーリースは独自の色々なプランを展開しており、非常に高い評価や口コミがある一方で、ネガティブな評価や口コミも存在しています。
MOTAカーリースの対する評価や口コミにはどのようなものがあり、それらのコメントはどのような背景によって発言されているのでしょうか。
また評価や口コミを知ることで、MOTAカーリースの細かな特徴も見えてくるはずです。
MOTAカーリースの評価や口コミと、それらから見えてくる背景や特徴についてご紹介しましょう。
MOTAカーリースの大きな特徴「もらえる」
MOTAカーリースの評価や口コミなどについてご説明する前に、MOTAカーリースの大きな特徴についてご説明しておきましょう。
一般的なカーリースとMOTAカーリースの最も大きな違いは、MOTAカーリースでは契約満了時に必ずクルマがもらえるということです。
一般的なカーリースでも、契約満了時にクルマがもらえるプランを用意しているカーリース企業もありますが、それはあくまでもオプションプランであり、基本は返却することを前提にしています。
しかしMOTAカーリースの場合はオプションプランを追加契約しなくても、契約満了後に必ずクルマがもらえるのです。
そしてこのクルマがもらえるのが基本になっていることが、さらに幾つかの特徴を生み出しています。
それが以下の画像の「3つの心配ナシ」です。
画像引用:MOTAカーリース
特徴1.残価設定がないので返却しなくて良い
一般的なカーリースでは、契約満了後にクルマを返却してもらうことを前提にしているため、返却時のクルマの価値、すなわち残価をあらかじめ定めてリース契約しています。
しかしMOTAカーリースには契約満了時の残価設定がありません。
つまり数年後の契約満了時にクルマを返却してもらうことを前提にしていないのです。
そのため、契約満了後には乗っていたクルマをそのままもらえるというわけです。
特徴2.走行距離制限がなく自由に乗れる
一般的なカーリースの場合、予定していた残価を保つために走行距離制限が設けられています。
走行距離制限は1,500km/月などが多く、この走行距離をオーバーしてしまうと残価が下がるため、契約満了時に追加費用を支払わなくてはなりません。
しかし前述したように、MOTAカーリースには残価設定がありません。
残価を維持する必要がないため、走行距離制限がないのです。
どれほど長距離を走っても追加費用を支払う必要がないので、走行距離を気にせず自由にクルマを使うことができます。
MOTAカーリースのクルマはマイカーと全く同じように使えるのです。
特徴3.契約満了時に原状回復する必要がない
一般的なカーリースには残価設定があるため、その残価価値が下がってしまうようなキズや凹みがあると、返却時に契約者が原状回復すなわち修理しなくてはいけません。
もちろん修理費用は契約者が支払わなければなりません。
またクルマをカスタマイズした場合も、返却時には原状回復が前提なので、元のノーマル状態に戻す必要があります。
MOTAカーリースには残価設定そのものがなく、契約が満了するとクルマをもらうことができます。
つまり原状回復する必要がないのです。
そのためクルマをカスタマイズした場合でも、ノーマル状態に戻す必要はありません。
また契約者さえ我慢できるのであれば、多少のキズや凹みもそのままで良いのです。
すなわち契約満了時に、原状回復のための費用を支払う必要はないということです。
MOTAカーリースについての評判や口コミ
MOTAカーリースにはどのような評判や口コミがあるのでしょうか。
一般の方々の意見はポジティブなものに加え、どうしてもネガティブなものも存在しますが、それらすべてをご紹介しながら、そのようなコメントが存在する背景、見えてくる特徴などについてご説明しましょう。
MOTAカーリースに対するポジティブな意見
MOTAカーリースに対して好意的で、ポジティブに捉えている意見についてご説明しましょう。
- 「クルマを汚したり傷つけても追加費用が要らない」
- 子供が車内でおやつなどを食べるとどうしてもこぼしてしまうので、シートにシミを付けてしまうのが不安でした。
普通のカーリースだと、内装を汚してしまうと返却の時に追加費用を支払わなくてはなりませんが、MOTAカーリースならクルマを返却する必要がなく、シートを汚しても追加費用が要らないので、安心して子供を乗せられます。
免許を取ったばかりの運転初心者です。
カーリースのクルマはコスってキズを付けると、返却する時に修理費用が請求されると聞いていましたが、MOTAカーリースはキズを付けても費用が請求されないばかりか、クルマをもらえると知って契約しました。
とはいっても、ぶつけないように気を付けます。
- 【解説】
- MOTAカーリースの大きな特徴の項でも説明しましたが、一般的なカーリースでは契約満了後にクルマを返却するのが前提となっています。
しかしMOTAカーリースでは契約満了後も返却する必要がなく、クルマをもらえるのが特徴になっています。
そのため汚れていても、キズが付いていたとしても原状回復のための費用を請求されることがありません。
MOTAカーリースで契約したクルマは、契約満了後には契約者のものになるのです。
- 「走行距離を気にしなくていいので気軽に乗れる」
- 会社にクルマで通勤しているのと、ドライブが趣味なのもあって、どうしても走行距離が伸びてしまいます。
MOTAカーリースは走行距離制限がないので、趣味のドライブを存分に楽しんでいます。
- 【解説】
- MOTAカーリースでは、契約満了後にクルマを返却する必要がなく、そのままもらえるのが大きな特徴です。
そのため残価設定はしておらず、もちろん走行距離制限もありません。
どれほど走行距離が伸びても、清算金は発生しないのです。
クルマに本来あるべき、「気軽に乗る」という楽しみ方を満喫できるカーリースといえます。
- 「高級車レクサスでも月額を抑えて乗れる」
- どうしてもレクサスに乗りたかったのですが、やはり高いので、あきらめかけていました。
でもMOTAカーリースには11年契約があり、長期契約の方が月額を安くすることができることを知って、これなら乗れるって思いました。
支払総額を考えると安いとはいえないものの、少しでも月額を抑えたかった私にはピッタリで、レクサスの乗り心地にも満足しています。
- 【解説】
- MOTAカーリースには5年、7年、11年の3通りの契約プランがあります。
現在は多くのカーリースが存在していますが、11年の長期契約プランがあるカーリースは多くありません。
契約期間が長くなるほど月額を抑えることができるので、高額なクルマに乗るための選択肢としては有効だといえます。
また国産メーカーのクルマはほとんど全てのカーリースで取り扱いができますが、レクサスを取り扱っているカーリースは少ないのが実情です。
MOTAカーリースなら、レクサスなどの高級車でも月額を抑えることができるため、愛車の候補枠も広がるというわけです。
画像引用:MOTAカーリース
- 「メーカー保証を7年まで延長できるから安心」
- クルマを購入するとメーカーの保証は付いてくるものの、年数が短くて、しかも走行距離の制限があります。
クルマ通勤をしていると走行距離も伸び、保証が早く切れてしまうことが不安でした。
でもMOTAカーリースなら一般保証や特別保証を延長できるサービスを用意してくれているので安心できます。
- 【解説】
- 新車の場合、メーカーの一般保証は3年もしくは6万㎞まで付帯しており、特別保証は5年もしくは10万㎞まで付帯しています。
しかしクルマの使い方によっては、これらの保証が短いと感じる場合もあるはずです。
MOTAカーリースでは、一般保証だけでなく特別保証も新車登録から7年まで延長でき、走行距離による保証期間の制限も7年まで延長できるサービスがあります。
保証期間が延長になるのはユーザーによっては大きな安心材料であり、このようなサービスを実施しているカーリースは限られています。
画像引用:MOTAカーリース
MOTAカーリースに対するネガティブな意見
MOTAカーリースに対して否定的で、ネガティブに捉えている意見についてご説明しましょう。
- 「MOTAカーリースは他よりも高いと感じる」
- カーリースを利用したくてあちこちの会社の月額を調べたのですが、MOTAカーリースは他のカーリースよりも若干高いと感じました。
- 【解説】
- 一般的なカーリースは、契約期間満了後にクルマを返却することが前提になっています。
返却時にクルマの残価を設定することで、車両価格から残価分を差し引き、月額を算出しているので月額を抑えることができます。
一方、MOTAカーリースでは契約期間満了時にクルマはそのままもらえる仕組みになっており、残価設定をしていません。
車両価格から残価分を差し引くことがないので、支払総額と月額は他のカーリースよりも高くなってしまいます。
しかし契約期間満了時にクルマがもらえることを考慮すると、月額は決して高額なものではないことが分かるはずです。
つまり一般的なカーリースとMOTAカーリースは、そもそも考え方の違うカーリースであるということです。
- 「自動車保険が月額に含まれないのが不便」
- どのカーリースでも自動車保険料が月額に含まれるようになっており、支払いも楽になるのですが、MOTAカーリースでは自動車保険料は月額に含まれません。
月額に自動車保険料が含まれないのは不便です。
- 【解説】
- 多くのカーリース企業は自社で自動車保険を取り扱っており、契約者はその自動車保険に加入することで月額に保険料を含めることができるようになっています。
月額に保険料を含めることができるのは便利ですが、保険会社を自由に選べないともいえます。
保険会社各社はそれぞれ独自の補償や特約内容、付帯サービスを打ち出しており、そこに魅力を感じて契約している方もいるはずです。
カーリース企業が扱っている保険会社しか選択できないのは、このような方にとって不便ともいえます。
MOTAカーリースは自動車保険の保険料を月額に含めることはできませんが、保険会社の選択肢が幅広いといえるわけです。
もちろん相談すればおススメの保険会社を紹介してもらうこともできますので、保険会社の選び方が分からない方は、利用してみるべきでしょう。
- 「メンテナンスパックは付けたいけれども月額が高い」
- クルマのメンテナンス知識が全くないので、メンテナンスパックは便利だし、私にとっては必要だと思っていますが、MOTAカーリースのメンテナンスパック月額は高いので躊躇してしまいます。
- 【解説】
- クルマのメンテナンスに関する知識がない場合、メンテナンスパックは非常に役に立ちます。
メンテナンスパックはほとんどすべてのカーリース企業が取り入れていますが、その仕組みは色々です。
多くのカーリースではメンテナンスパックに加入すると、月額支払いは契約期間中、毎月支払う仕組みになっています。
しかしMOTAカーリースのメンテナンスパックは契約期間中、毎月費用を支払う仕組みではなく、契約期間の前半およそ4分の3程度の間だけ支払うようになっているため、月額だけをみると高いと思われがちです。
以下の画像はMOTAカーリースのメンテナンスパックの月額と支払回数について書かれたものですが、赤枠内には契約年数と支払い回数、そして支払い期間についての記述があります。
画像引用:MOTAカーリース
MOTAカーリースの場合、メンテナンスパックの月額支払い回数は、軽自動車から2,500ccまでの普通車であっても5年プランで支払回数は36回、7年プランでは60回、11年プランでは108回となっています。
つまり契約期間と支払期間は一致せず、契約期間の最初からメンテナンスプランの月額支払いは始まるものの、決まった支払回数が終わった後はメンテナンス費用を支払わなくてもいいわけです。
すなわち、MOTAカーリースのメンテナンスパック月額だけをみると高いと思われがちですが、実際は高額ではないのです。
- 「月額が安い長期間リースにしたが途中解約はできない」
- 月額を安くするために11年の長期契約にしましたが、契約途中で解約しようと思ってもできず、もし解約するなら違約金が必要になることが分かってガッカリしています。
こんなことならもっと短い期間の契約にしておけばよかったです。
- 【解説】
- カーリースは一度契約すると契約期間が満了するまで解約することができません。
これは全てのカーリース共通であり、MOTAカーリースも例外ではありません。
契約期間中に解約しようとすると違約金が発生するのは、是非覚えておくべきです。
月額を抑えることだけに意識が向いてしまって、長期間の契約にしてしまうと困ってしまう場合もあるため、ライフプランにマッチした契約内容にするようにしましょう。
まとめ
MOTAカーリースの評判や口コミに加え、これらのコメントが発言されている背景や特徴などについてもご説明しました。
MOTAカーリースはカーリース業界の中でも特筆すべき特徴を備えており、その特徴を上手く利用できれば費用効率や満足度も高いものにできるはずです。
カーリースをお考えであれば、MOTAカーリースを候補のひとつとして検討してみる価値はあるのではないでしょうか。