カーリースを契約するためには必ず審査があり、審査に通らなければ契約はできません。
もちろんMOTAカーリースで契約するためにも審査があります。
審査があると聞くと、不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこでMOTAカーリースの審査はオートローンやカードローンなどの金融系の審査と比較した場合、厳しさに違いはあるのかどうか。
またMOTAカーリースの審査に通るためのポイントや、他のカーリース企業と比べた時に審査が厳しいのかなど、MOTAカーリースの審査について詳しくご紹介させていただきましょう。
MOTAカーリース審査と金融系審査との厳しさの違い
審査というと、金融系のカードローンやオートローン(自動車ローン)、キャッシングなどを思い浮かべますが、これら金融系の審査とMOTAカーリースの審査では、厳しさの点で違いはあるのでしょうか。
金融系ローンには総量規制がある
カードローンやオートローンなどは直接金銭を貸し付けることになるため、貸金業法によって年収の3分の1の金額までしか貸すことができないよう定められています。
これは1社だけの貸付額だけではなく、貸付総額が年収の3分の1までということであり、複数社から借りていた場合には全ての貸付金額を合算して判断されます。
これは「総量規制」と呼ばれ、貸金業法によって定められているため、年収の3分の1を超えている場合にはほぼ断られてしまうでしょう。
MOTAカーリースの審査は金融系ほど厳しくない
MOTAカーリースの審査には総量規制が適用されることはなく、貸金業法の対象外となります。
そのため年収の3分の1を超えているからといって無条件に断られることはなく、色々な対応策を講じることで審査に通る可能性があります。
また審査基準としては、契約期間中に月額を支払い続けることができるかどうかです。
そのため、たとえ契約者の年収が低い場合でも頭金を入れる、定期収入のある保証人を付けるなどの方法を取れば審査に通る確率が高まるわけです。
以下の2つの画像はMOTAカーリースのTwitterから引用したものですが、頭金を用意する、保証人を付けることで審査に通る可能性が高まることが示唆されています。
MOTAカーリースの審査について
ではオートローンやカードローンなどよりも審査に通りやすい、MOTAカーリースの審査はどのようにおこなわれるのでしょうか。
審査はオリックス自動車が実施
MOTAカーリースの審査自体はオリックス自動車が実施しており、審査結果による判断もオリックス自動車がおこなっています。
以下の画像はMOTAカーリースを運営している株式会社MOTAの「特定商取引に基づく表記」から引用したもので、自動車リース契約仲介事業者は株式会社MOTAですが、自動車リース事業者名はオリックス自動車となっています。
つまりMOTAカーリースは、オリックス自動車とのリース契約を仲介している立場だということです。
審査の流れと内容
MOTAカーリースの審査の流れと審査内容についてご説明しましょう。
1.審査申し込み
審査を申し込むクルマや契約年数、オプションの有無など、契約プラン内容を決め、申込書や必要書類を提出します。
2.オリックス自動車による審査
オリックス自動車が審査を実施します。
審査するポイントは以下のようなものです。
- 年収、勤務先、雇用形態、勤続年数
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申請者が契約期間中に月額を支払い続けることができる環境にあるかどうかを知るため、現在の年収に加え、その年収が安定しているものかどうかを判断する材料として、雇用形態や勤続年数をチェックします。
- 住居が持ち家か賃貸か
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現在の住まいが持ち家か賃貸かによって、毎月の支出額が変わり、カーリースの月額を支払う余裕があるかどうかが分かってきます。
もちろん持ち家なら定期的な支出が不要なだけでなく、資産を保有していると判断されるため、有利になります。
- 信用情報による過去の債務履歴
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これまでにクレジットカードやスマホ料金、公共料金などの延滞、未払いなどがないかを信用情報機関でチェックされます。
また自己破産などの履歴も同時にチェックされます。
- 現在の債務状況
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申請者の現在の債務状況をチェックし、銀行やカードローンなどで多重債務に陥っていないかどうかを調べます。
多重債務に陥っている場合には、月額を数年間支払い続けることは不可能だと判断されます。
MOTAカーリースの審査は他社より厳しいのか?
カーリースの審査に不安がある方は、少しでも審査の緩いカーリースを選びたいと思われるでしょう。
しかしどのような状態なら審査に通らず、どうなっていれば審査に通るのか、つまり審査の判断基準はオープンにされてはいません。
また審査結果は、審査した内容に基づいて最終的に人間が判断しているため、明確な線引きもできないのが現実です。
そのためMOTAカーリースが他のカーリース企業と比べ、審査が厳しいのか、それとも緩いのかどうかは明らかにすることは難しいといえます。
MOTAカーリースの審査に通りやすくするには
もしあなたがMOTAカーリースの審査に通るかどうか不安があるなら、少しでも通りやすくする方法が幾つかあります。
連帯保証人を付ける
審査に不安があるのであれば、連帯保証人を付けることで審査に通る可能性が高くなります。
これは申請者に何らかの審査に通らない要素があったとしても、連帯保証人が万が一の場合には月額を支払うという約束をしたことになるため、安心要素として加味されるからです。
なお連帯保証人には血縁関係のない第三者よりも親や親族になってもらう方が、万が一の場合にトラブルになりにくく、リース会社にとっての安心感につながって審査に通る確率がより高まります。
契約時に頭金を支払う
契約時に頭金を支払うと月額を安くすることができるので、リース会社の安心材料となって審査に通りやすくなります。
申請車の車種やグレードを低いものにする
クルマの車種やグレードが高価なものは、月額も高くなってしまいますが、年収がそれほど多くない場合には支払いの継続が困難だと判断され易くなってしまいます。
このようなケースでは、クルマの車種を低価格のものにしたり、同車種の中でもグレードの低いものにするなどの方法で月額を抑えることが有効です。
別のローンを清算する
カーリースの審査では審査時の債務状況が確認されるため、多重債務だと判断されると審査に通りにくくなってしまいます。
このような状態を避けるため、審査を申し込む前に別のローンを一括清算しておくと、債務状況に余裕があると判断され、審査に通りやすくなります。
MOTAカーリースは審査シミュレーションができる
審査に通るかどうか不安な方は、MOTAカーリースのAIシミュレーションを試してみることをおすすめします。
このAIシミュレーションは、実際の審査に申し込む前に、審査に通るかどうかをMOTAカーリース独自の審査基準が設定されたAIによって判断するものです。
なお通常の審査では審査を受けた履歴が記録されますが、このAIシミュレーションでは審査履歴が一切残らないため、何度でもシミュレーションすることができます。
ただしこのAIシミュレーションでは申込者の債務状況などは反映されていないため、実際に審査を受けた際の審査結果と異なる結果になるケースもあるので注意しましょう。
まとめ
MOTAカーリースの審査に不安がある方なら知っておきたい、金融系の審査との違いや他のカーリース企業との違い、さらに審査に通るためのポイントなどについてご説明しました。
カーリースの審査は通りやすいとはいえ、審査そのものは厳密におこなわれています。
仮に難しい状況であっても、審査に通るための色々な方法はその状況を好転させる可能性があります。
もし審査に不安があるなら試してみる価値はあるでしょう。