5メーカーの新車がコミコミ定額で乗れる「リースナブル」の評判はどうなの?

リースナブル新車リース6,600円~
画像引用:リースナブル

以前は、クルマは購入して乗るものという考えが一般的でしたが、最近は生活スタイルの変化などもあり、クルマをリースして乗る人が増えています。

そのためカーリースを提供する企業が増えてきていますが、その中でも「カーリース業界最安値で新車に乗れる」を謳い、元キックボクサーの魔裟斗を公式パートナーとして展開していることで注目されているのがリースナブルです。

リースナブルはカーリース業界でも独自の方法で圧倒的な安値を実現させていますが、リースナブルに対する評判でも「他よりも安い」というのが多くみられます。

もちろんポジティブな評価だけでなく、ネガティブな評価もあるはずです。

そこでリースナブルに対する評判や口コミに加え、どうしてそう思われるのか、理由も含めてご説明しましょう。

目次

リースナブルに対するポジティブな評価や口コミ

リースナブルに対する好意的な評価や口コミの要旨をご紹介するとともに、その評価の理由などについてご説明しましょう。

リースナブルは他社に比べて安いので選びました

クルマのリースは契約期間が満了すると返却することが前提になっているため、少しでも料金が安い方が有利であり、料金が安かったからリースナブルを選んだという評価や口コミが非常に多く見受けられました。

リースナブルの料金が安い実例

リースナブルの料金が安いという評価や口コミが事実なのか、実例をご紹介しましょう。

クルマはNISSANのSERENAハイウェイスターV 2WD 2000ccを契約期間5年として、ボーナス払いは使用せずに毎月定額で支払う場合の金額を比較してみましょう。

なおオプションとして現代では必須のカーナビはリーズナブルな機種を装備し、ETCは2.0、バックカメラも装備したものとして比較します。

NISSANのSERENAハイウェイスターV 2WD 2000cc

画像引用:NISSAN

カーリース名 リースナブル コスモMyカーリース 定額カルモ君
月額(税込) 43,450円 58,630円 58,497円

※この月額は2022年4月21日時点のものです。

上記の月額を比較すると、明らかにリースナブルの月額が安いことが分かります。

リースナブルが扱っているのはもちろん新車です。

中古車を扱っているのなら、料金が安いのは程度があまり良くないからと想像できますが、新車を扱っていながらも、どうして他のカーリース企業より料金を安くできるのでしょうか。

理由1:実店舗を構えていないから
実店舗を構えていると店舗を維持するための費用が掛かってきてしまいますが、リースナブルには実店舗がありません。

つまり他のカーリース企業は、費用に店舗を維持するための費用も上乗せされてくるということです。

実店舗を構えていないリースナブルは余計な経費が掛からないため、その分、料金を安くすることができるというわけです。

理由2:人気のある車種だけを扱うので契約満了後の残価が高くなるから
リースナブル
画像引用:リースナブル

リースナブルでは国内5メーカーの中でも、人気の高い車種の新車だけを取り扱っています。

人気の高い車種は中古車になっても、不人気車と比較すると高額で取引されるのが一般的です。

つまりリースナブルで取り扱っている車種は、リース期間満了後に返却された際の残価、すなわち中古車として販売できる価格を高く設定することができるということです。

残価が高く設定できると、契約期間に支払う総額が安く済むので、それに伴って月額も抑えることができるわけです。

理由3:クルマを大量に一括購入しているから
リースナブルがカーリース用の新車を自動車メーカーから購入する際には、まとめて大量に購入しています。

だからこそメーカーの値引きもそれなりに大きくなります。

つまりクルマを安く購入できるからこそ、カーリースの月額も安く抑えられるのです。

大量購入は、リースナブルが人気のある車種に的を絞って取り扱っており、需要が見込めるためにできうることだといえます。

理由4:契約期間が短めに設定されているから
リースナブルの契約期間は3年契約、もしくは5年契約となっています。

他のカーリース企業では7年契約なども用意されていることを考えると、リースナブルはやや短めの契約期間しか用意されていないことになります。

しかしこの短めの契約期間が料金の安さにもつながっています。

契約期間が短いと、契約満了した時に返却されるクルマは3年落ち、もしくは5年落ちの中古車としては比較的高年式の車両であり、それゆえに残価も高めとなります。

残価設定が高くなると、必然的に契約期間に支払う総額も安く抑えることができるというわけです。

理由5:月換算の走行距離が短く設定されているから
リースナブルの契約では月換算の走行距離が750kmと、短めに設定されています。

もちろんこの距離しか乗れないわけではなく、超過した距離については1kmあたり15円の料金を支払う必要があります。

このことは、リースナブルのユーザーはクルマで遠距離を走る機会が少ない人が多く、だからこそリースナブルを利用しているともいえます。

そして月750kmという走行距離は、年間で9,000kmとなり、リースナブルの契約が3年の場合には27,000km、5年契約なら45,000kmがリースナブルで使用されていたクルマの平均的な走行距離となるはずです。

クルマの価値は走行距離によって左右されるので、3年落ちで27,000km、5年落ちで45,000kmの走行距離なら、高品質な中古車として位置づけられます。

すなわちリースナブルの契約において残価が高く設定でき、それゆえに月額も安くできるというわけです。

リースナブルの審査は早くて、しかも通りやすかった

リースナブル審査申込フォーム
画像引用:リースナブル

リースナブルの料金の安さに次いで多かった評価や口コミは、審査がとても早く、しかも通りやすいことについて言及したコメントでした。

【解説】リースナブルの審査が早くて通りやすい理由とは

どのカーリース企業も、申し込みがあると必ず審査をおこないます。

この審査とは、申し込み者が契約期間中に遅延なく月額を払い続けてくれるかどうかを判断するもので、もちろんリースナブルでも実施しています。

審査の方法としては申込者の信用情報を調べることになります。

つまり過去にクレジットやローンなどの支払いが遅延していないか、申し込み現時点で多額の債務を抱えていないかなどを調べるということです。

この信用情報審査は一般的なものですが、リースナブルの審査が早く通りやすいのは、リースナブル自体でも審査をおこなっており、そのことを重視しているからです。

またリースナブルの審査が信販会社などと比較して、やや緩くなっているため、審査そのものにかかる時間が短く、かつ通りやすいという形で現れているわけです。

納車までの期間が短くて驚いた

カーディーラーで新車を購入した場合、納車まで時間がかかるのは、ボディカラーなどのオーダーに沿ってクルマを作るからです。

またコロナ禍で半導体などの部品が不足している現在、人気車種では半年以上待たされるのが普通になっていますが、リースナブルでは納期が短くて驚いたと書かれています。

【解説】リースナブルが納車まで早い理由とは

リースナブルでも車種によっては納車まで時間のかかるものもありますが、「リースナブルが他社より安い理由とは」の項で紹介したように、リースナブルは人気車種だけを大量に購入していることが短期間の納車につながっています。

つまり事前に購入し、在庫として保管しているからこそ、全ての車種とはいえないまでも、納車までの期間が早いのです。

具体的にどの車種は納期が早く、どの車種なら時間がかかるのかは明らかになっていませんが、カーディーラーよりも早く納車できるものはあるはずです。

残価設定が高くても清算時の不安を解消できるオプションがあるから

リースナブルはクルマの残価を高くすることで、契約者の月額を抑えることができています。

それが安さにつながっているのですが、残価設定が高いということは、契約満了時にクルマの価値が設定された残価を下回ってしまう可能性が高くなり、その場合は追加費用を支払わねばなりません。

例えば、事故を起こしてしまってクルマの価値が下がってしまった、1年で1万キロ以上も乗ってしまった、大きな改造を施してしまったなどのケースです。

このようなケースではクルマの価値が下がってしまい、契約満了時に予定していた残価を下回ってしまいます。

その場合には、予定の残価への不足分を支払わねばならなくなってしまいます。

評価や口コミでいわれているのは、この清算時の不安を解消できるオプションが用意されているということです。

【解説】残価清算の不安に備えたオプションを用意

リースナブルでは残価設定を高くすることで月額を抑えていますが、その一方で生じる可能性がある清算時の追加費用に備えることができるオプションを用意しています。

それが「たま~るプラス」です。

リースナブルたまーるプラス

画像引用:リースナブル

この「たま~るプラス」は月々3,000円を支払うことで、その費用を積み立ててくれ、契約期間終了時に残価清算時の支払いを最大50万円までサポートしてくれるというものです。

積立額には3%のボーナスが付加され、なおかつ契約満了時にボーナスまで付加されて最大で50万円になるということは、銀行に預けるよりもお得ということになります。

さらに「たま~るプラス」に加入しておくと、万が一の時の24時間ロードサービスまで付いてきます。

なお契約満了時のクルマの査定額が残価を下回らなかった場合、つまり残価割れにならず、追加の支払いをせずに済む場合には、リースナブルで乗り換えする際の費用、オプション設定やメンテナンスなどに利用することができます。

「たま~るプラス」に加入すれば、残価清算時の不安はほとんど解消されるわけです。

購入したのと同様にディーラーで整備してもらえるから

カーディーラーでクルマを購入すると、そのクルマに詳しいメカニックが整備してくれますが、一般的なカーリースでは契約している工場などに持ち込む必要があり、不安に感じてしまいます。

しかしリースナブルのクルマは、カーディーラーに持ち込んでも購入した場合と同様に整備してくれるから安心とのコメントが書かれています。

【解説】カーディーラーで整備してもらえる理由

リースナブルで契約したクルマがカーディーラーで整備してもらえるのは、自動車メーカーの保証が5年間付いていることに加え、民間整備工場などと整備契約をしていないからです。

リースナブル メーカー保証5年付

画像引用:リースナブル

つまり車の所有者はリースナブルですが使用者は契約者となるため、カーディーラーに持ち込んだ場合でも、購入したのと変わらない整備を受けることができるのです。

またカーディーラーは民間整備工場などと比べると日本全国に拠点があるため、整備を受けたくても受けられないという状況になることはありません。

何かの事情で解約したい時にも対応してもらえるから

クルマに長く乗るつもりでカーリース契約をしていても、仕事や生活環境などの変化によってクルマそのものが不要になる場合もあります。

カーリース契約が解約できなければ、仕事や生活環境などに対応できず、クルマが厄介な存在になることもあり得るわけです。

リースナブルなら契約期間中に万が一、解約したいと思った時でも対応してもらえるから選んだという評価も多くありました。

【解説】リースナブルなら契約期間中でも解約可能

カーリース企業の中には、契約期間中に解約することができないものもありますが、リースナブルの場合は例え契約期間中であっても、途中で解約することができます。

リースナブル いつでも解約OK!

画像引用:リースナブル

リースナブルの解約には違約金などは発生しませんが、解約時のクルマの下取り額が残価を下回っていた場合には差額分を支払わなければなりません

例えば、クルマの下取り額に影響するような事故を起こしていたり、ボディにキズが付いている、走行距離が多すぎる、下取り価格に影響するような改造を施しているなどのケースでは差額が発生する可能性があることを覚えておきましょう。

リースナブルに対するネガティブな評価や口コミ

リースナブルに対する否定的な評価や口コミの要旨をご紹介するとともに、その評価の理由などについてご説明しましょう。

ひと月の走行距離制限が750kmは短すぎる

リースナブルのひと月の走行距離制限は750kmになっており、他のカーリース企業のプランがひと月1,500kmなどになっていることを考えると、短すぎてしまう、すぐにオーバーしてしまうとのコメントがありました。

【解説】長距離を走る人にリースナブルは向いていない

他のカーリース企業の契約では、ひと月の走行距離制限は1,500km~2,000km程度に設定されているのに比べ、リースナブルのひと月の走行距離制限はその半分程度の距離が設定されており、明らかに短い距離となります。

長距離を頻繁に走る人にとってひと月750kmは明らかに物足らない距離でしょうが、一年間で考えてみると9,000kmとなり、日常の買い物や近場だけを走る人にとっては十分すぎる距離といえます。

またリースナブルがひと月の走行距離制限を750kmに設定しているのは、契約満了時のクルマの残価を少しでも高くして、月額を安くすることが目的になっています。

つまりリースナブルは走行距離が短い人にとって有利なプランに特化しているため、このような人には非常に魅力的ですが、長距離を頻繁に走る人にとっては不利で、向いていないといえます。

長く乗って月額を安くしたいのにリースナブルは契約期間が短い

リースナブルの契約期間は現在3年と5年の2種類しかありません。

一般的なカーリースでは契約期間が長くなれば支払う月額も安くなるので、リースナブルも月額を安くするために5年より長い契約期間のプランを作って欲しいと訴えているわけです。

【解説】契約期間が短いからこそ月額も安くできる

カーリースについての一般的な概念からすると、契約期間を長くすると月額が安くなると考えがちですが、リースナブルの根本的な概念はこれとは異なり、残価を少しでも高くすることで月額を安くするものです。

残価を高くするためには契約期間を短くしておかなければならず、契約期間が長くなればその分、契約満了後のクルマは低年式となってしまい、下取り価格が安くなってしまいます。

もしリースナブルが5年より長い期間、例えば7年や10年などの契約期間を設けたとすると、契約満了時の残価が低くなってしまい、結果的に他のカーリース企業の月額と変わらないものになってしまう可能性があるでしょう。

リースナブルは短い契約期間ではあるものの、他のカーリース企業で同じ契約期間を比較すると月額を安く提供してくれていると理解するべきなのです。

扱っている車種やグレードが少ないのでもっと増やしてほしい

他のカーリース企業では取り扱っている車種やグレードが非常に幅広いですが、リースナブルは5つの自動車メーカーのクルマを扱ってはいるものの、車種やグレードが限定的なので、もっと増やして欲しいとのコメントがありました。

【解説】人気車種だけを取り扱うから早い納車と安さを実現

リースナブルは国内5メーカーの中でも、人気のある車種やグレードだけを取り扱っています。

こうすることには幾つかの意味があります。

リースナブルは、人気のある車種やグレードのクルマに絞って、事前にまとめて購入しています。

申し込みがあってからクルマを購入しているのではなく、前もって購入してあるのです。

こうすることで、カーディーラーで購入するより早い納車を実現させているのです。

また人気の車種やグレードのクルマは、不人気車よりも下取り価格が高くなるため、残価を高く設定することができ、月額を抑えることに役立っています。

もし不人気車を取り扱っていたとすると、そのクルマの契約がいつ成立するか分からず、長期保管の可能性が高くなってしまいます。

たとえ長期保管後に契約できたとしても、契約満了後には低年式となり、残価も低くなってしまうため、月額を安くすることができなくなってしまいます。

すなわちリースナブルが敢えて人気車種だけを取り扱っているのは、素早い納車と安い月額を実現させるためだということです。

まとめ

リースナブルに対する評判や口コミについて、ポジティブなものからネガティブなものまでご紹介するとともに、それらに対する解説もご説明しました。

リースナブルはあまり長距離を走る人には向かないカーリースですが、特徴を理解したうえで利用すれば非常に安い月額で、人気のある車種やグレードのクルマに乗ることができるはずです。

是非、参考になさってください。

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