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メンテナンス

新品タイヤに交換した時に必ずやっておくべきこと

同じクルマに長く乗っていると、タイヤは必ず摩耗してきますし、ひび割れも起こしてくるでしょう。

摩耗やひび割れが進めば、タイヤは新しいものに交換するはずです。

 

新しいタイヤは気持ちいいものですが、交換した時に必ずやらなければならないことが幾つかあります。

これをやっていれば、タイヤは長持ちし、性能を十分に発揮してくれるはずです。

 

実は私も3月に、スタッドレスからサマータイヤに交換するタイミングで、サマータイヤを新しくしました。

必ずやらなければならないことに加え、私自身がこれまで何度もやってきた、タイヤの外観に関するちょっとした小技も合わせてご紹介しましょう。

 

ニュータイヤを履いた時に必ずやるべきこと

タイヤを新しいものに交換した時、必ずやっておくべきことを紹介します。

 

新品タイヤの空気圧は早めに減るので補充を

 

新しいタイヤに交換した際、必ず空気圧はどれぐらい入れるのか、聞いてくれるはずです。

聞かれない場合でも、クルマに表示されている規定値に合わせてくれているはずです。

 

タイヤは新しいし、空気圧も規定値が入っていると安心しているかもしれませんが、1ヶ月ほど経って空気圧を計ると、空気圧がすごく減っていることに驚いてしまうでしょう。

 

しかも交換前のタイヤより1ケ月での減り具合が大きいと、タイヤの交換作業をした人が規定値まで空気を入れていなかったのか、それともパンクか、と疑ってしまうかもしれませんが、事実は違います。

新品タイヤはしばらくすると空気圧が下がるのが普通なのです。

 

新品タイヤの空気圧はすぐに下がる

新品タイヤに初めて空気を入れると、そのタイヤは製造以後、初めて内部から空気によって外側に押されることになり、タイヤが膨張してしまいます。

膨張しているということは、内側に縮む力が働いているということであり、例えば空気圧が200kPaと表示されていても、実際にはそれほど空気が入っていないことが起こり得るわけです。

 

このタイヤの膨張は後述する「タイヤの慣らし」をする間に落ち着いてきますが、そうなると空気圧が下がってしまい、焦ってしまうのです。

つまりタイヤを組んだ時には正しい空気圧で入れられているものの、しばらくすると空気圧が低くなるのは空気が抜けたのではなく、新しいタイヤだからこそ起きる現象だということです。

 

新品タイヤの空気圧は早めにチェック

新品タイヤは前述したように、タイヤの構成部材が落ち着いてくれば、最初に入れた空気圧より減るのが普通です。

さらにタイヤが新品であろうと、長く履いていたものであろうと、タイヤのゴムは空気の分子を通してしまうため、長期間放置しておくと空気が抜けていきます。

新品タイヤだからこそ、空気圧が下がりやすい条件が揃っているわけです。

 

これらのことを意識しないまま、新しいタイヤで空気圧をチェックしないまま長期間走り続けていると、タイヤの接地面がタイヤの設計通りに接地せず、変摩耗を起こしてしまうことになります。

こうなると、せっかく新しいタイヤに交換したのに、タイヤの基本性能が発揮されなくなってしまいます。

 

新品タイヤに交換した当初は、せめて1週間ほどで空気圧をチェックし、補充するようにしましょう。

 

ちなみに、私のクルマも新しいタイヤを組んで1週間後に空気圧をチェックすると、バラツキはあるものの、15 kPaほど減っていました。

 

タイヤの慣らしは性能を引き出すために必須

新しいタイヤを組んだから安心だと、いきなり高速道路で100km以上の速度で走ったり、急加速や急ブレーキを踏んだりしていませんか。

実は新品タイヤには慣らしが必要で、慣らしをしっかりおこなうと、タイヤの性能を十分に発揮でき、安全に走行できるようになるのです。

 

タイヤの慣らしは一般的に夏用タイヤの場合、時速80km以下の速度で100km以上、冬用タイヤの場合には時速60km以下の速度で200km以上を走行するようにいわれています。

タイヤの慣らしで気を付けるのはもちろん速度だけでなく、急加速や急制動もNGです。

BRIDGESTONE タイヤの慣らしについて

画像引用:BRIDGESTONE

 

この新品タイヤの慣らしには幾つかの意味がありますので、ご説明しましょう。

 

タイヤの破損を防いで性能を発揮するため

タイヤは走行していると熱を帯びてきますが、早い速度で走行したり、急加速や急制動をするとその温度は一気に上昇してしまいます。

 

新品タイヤが異常に高い温度に上昇してしまうと、タイヤ内部の構造が損傷したり、トレッド面が剥離することもあります。

こうなると長期間使用できないばかりか、十分な性能を発揮できません。

 

時速80km程度までに抑えた速度や急加速、急制動をしない運転をしていればタイヤの温度はあまり上昇せず、タイヤの内部構造を安定化させることができるので、タイヤが設計性能を発揮しつつ、長もちするようになります。

 

また速度を抑えて急加速や急制動をしないということは、タイヤ接地面の表皮が均等に取れるということであり、タイヤに本来備わっているグリップ力を発揮できるようになるということでもあります。

 

ホイールとのズレを起こさないため

新品タイヤをホイールに組む時には、タイヤを滑りやすくして、ホイールリムと密着しているビード部分が破損しないようにするビードクリームを塗り付けます。

つまり新品タイヤには、ホイールとの間に滑りやすいクリームが塗られているということです。

 

このビードクリームは、乾燥してしまえば滑りやすさは失われるため問題はないのですが、乾燥するまでは潤滑性が高いため、新品タイヤを組んでしばらくはホイールとタイヤがズレやすくなっています。

この状態の時に早すぎる速度で走行したり、急加速や急制動をすると、タイヤとホイールが当初組んだ位置からズレてしまいます。

 

タイヤを組む際にはホイールバランスを取っていますが、タイヤ位置がズレることで、バランスも狂ってしまうので、このことを防ぐ意味でもタイヤの慣らしは必要なのです。

 

ドライバーの慣れのため

タイヤは銘柄などによって特性が異なります。

特にコンフォートタイヤとスポーツタイヤではタイヤの性格が違うため、ドライバーが慣れていないタイヤでいきなり速度を上げて走ると危険なケースもあるでしょう。

 

そのため新しいタイヤの性格に慣れる意味でも、一定期間は早い速度や急加速、急制動をしない方が安全だといえます。

タイヤサイドにある黄色や赤色のマークを消したい

 

新品タイヤには黄色や赤色のマークがサイドウォールに付けられています。

すべてのメーカーのタイヤに付けられているわけではありませんが、多くのタイヤメーカーはこのマークを付けています。

 

赤のマークはタイヤが最も軽い位置に付けられており、ホイールのバルブ位置に合わせてセットしてバランスを取るようになっています。

 

赤色のマークはタイヤ外径が最も大きな場所に付けられており、ホイールの径が最も小さい場所に合わせてタイヤをセットすると、タイヤ全体が真円に近くなるというものです。

 

どちらのマークもタイヤを組付ける際に重要な位置であることを示していますが、クルマにこれらが付いたタイヤをセットすると、見た目が落ち着かなくなってしまいます。

上の画像は、私のクルマにニュータイヤをセットした直後の画像ですが、私としてはタイヤに黄色や赤色のマークが付いているのが何となく嫌でした。

 

この黄色や赤色のマークは時間が経てば消えるので、マークが気にならない人はこのままにしておいても全く問題ないのですが、私としてはタイヤ4本全部にこのマークが付いているのが嫌だったので、すぐに分からなくしました。

 

私がこれまで何度もやってきた、黄色や赤色のマークを消してしまう方法をご紹介します。

 

タイヤを組付けると、おそらく多くのお店ではタイヤワックスを塗ってくれているはずですので、まずウエスでマークの部分のタイヤワックスを拭き取ってください。

その後、「黒色の油性マジック」でマークの部分だけを塗りつぶしてしまえば完了です。

 

これはタイヤワックスが塗られていると、油性マジックでもきちんと塗ることができないので、事前にマーク部分だけを拭き取るってことです。

 

こうすれば下の画像のように、真っ黒でツヤツヤの新しいタイヤになり、クルマ全体がシンプルで落ち着いたもの感じられます。

 

まとめ

タイヤを新しいものに交換した際に必ずやっておくべきことに加えて、私がこれまで何度もやってきた小技もご紹介しました。

 

新しいタイヤの性能を長期間発揮させるためには、最初の扱いが特に重要で、これが寿命を左右することにもなりかねません。

タイヤは決して安いものではないのですから、少しでも長持ちさせたいですね。

是非参考にしてみてください。

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