通常、新車のカーリースには、契約期間が満了するとクルマを返却するか、再リースする、もしくは残価を支払って買い取るなどの方法しか選択肢はありません。
ニコノリには新車だけでなく中古車を対象としたリースもあり、中古車リースでは走行距離制限がなく、メンテナンスも充実、さらに契約満了後にクルマをもらうことができるというメリットもあります。
このことは前回の記事「ニコノリの中古車リースなら走行距離制限がなくメンテナンスも安心」でご説明しました。
しかしニコノリには新車でリース契約して、契約期間満了後にそのクルマがもらえるというプランもあるのです。
この非常に魅力的なニコノリの「もらえるパック」についてご説明しましょう。
ニコノリ「もらえるパック」の概要
定額カーリースであるニコノリの「もらえるパック」の概要について紹介します。
新車が月々定額の支払いで契約満了後にもらえる
ニコノリの「もらえるパック」は新車の9年間契約になっており、頭金は不要で0円、さらにボーナス加算の必要もなく、月々の支払いは定額制です。
そして大きな特徴が、新車のリース契約満了後、乗っていたクルマをそのままもらえるというプランです。
つまり中古車とは違い、新車の時から自分以外の誰も運転していないクルマをもらえるというものです。
自分以外の人が運転していないということは、そのクルマの使用状況やメンテナンス状態なども正確に把握できているということであり、大きな安心感にもつながるでしょう。
残価設定がなく走行距離制限もない
「もらえるパック」はリース契約満了後にクルマがもらえるプランですから、通常のリースのように契約が満了した際の残価は設定されていません。
つまり残価は0円で設定されているため、契約期間中にどれだけの距離を走行しても契約満了時に清算金の追加支払いの必要は生じません。
走行距離制限がないというわけです。
また残価0円ということは、契約期間中にクルマに傷をつけてしまったとしても、清算金の必要はないということになります。
すなわち「もらえるパック」で契約したクルマは、自分で購入したクルマと同じように乗れるということです。
車検や税金に加えオイル交換費用も月額に含まれる
画像引用:定額ニコノリパック
「もらえるパック」の月額には、登録諸費用や契約期間中の自動車税、そして車検費用と車検時に必要な重量税や自賠責保険料など、税金と車検費用の全てが含まれています。
さらに「もらえるパック」9年の契約期間内に必要な17回分のオイル交換費用も含まれています。
17回分のオイル交換とは、半年に1回のペースでオイル交換できるということであり、このペースでのオイル交換はエンジンの調子を良好に保つために非常に有意義です。
5年間クーラントとバッテリー液、ウォッシャー液は無料補充
画像引用:定額ニコノリパック
定期的に補充が必要なウォッシャー液だけでなく、クーラントやバッテリー液も5年間は補充が無料になっているため、必要に応じていつでも入れてもらうことができます。
メンテナンスを充実させるためのオプションプランも用意
「もらえるパック」で無料になるメンテナンス内容はオイル交換に加え、ウォッシャー液とクーラント、バッテリー液の無料補充しかありません。
クルマの必要なメンテナンスはこれ以外にもありますが、自分でカー用品店などに行ってメンテナンスしてもらうのが面倒だと感じる方のため、ニコノリにはオプションのメンテナンスプランが2種類用意されています。
なおメンテナンスプランの月額がどちらも「〇〇円から」となっているのは、車種やグレードなどによって消耗品やパーツなどの価格が異なるためです。
月額2,200円~のライトプラン
クルマの消耗品関係がメンテナンスしてもらえるライトプランは、月額2,200円(税込み)から用意されています。
メンテナンス項目としては以下のものが対象となります。
- 法定6ケ月点検
- 法定12ケ月点検
- オイルフィルター交換(12ケ月に1度)
- ワイパーゴム交換(12ケ月に1度)
- ブレーキフルード交換(車検の都度)
- ブレーキパッド交換(車検の都度)
- エアコンガス補充(車検の都度)
- エアコンオイル補充(車検の都度)
- プラグ交換(基本は要交換時もしくは車検の都度)
- ファンベルト交換(基本は要交換時もしくは車検の都度)
- クーラーベルト交換(基本は要交換時もしくは車検の都度)
月額3,300円~のバリュープラン
バリュープランは、ライトプランでカバーしきれていない高額なパーツを交換してくれるメンテナンスプランです。
バリュ―プランならクルマのメンテナンスに必要な全てをカバーしていますので、出先でのトラブルの不安は無くなるでしょう。
バリュープランは、ライトプランに付加して以下のものが対象となります。
- バッテリー交換(車検の都度)
- タイヤ交換(車検の都度)
今や必須の任意保険も専用のものを用意
ニコノリ「もらえるパック」の月額には自賠責保険料が含まれていますが、任意保険料は含まれていません。
任意保険は今や必須のものといえますが、保険料は自賠責保険よりも高額になります。
また保険の対象に車両までを含めるとさらに高額になってしまいます。
ニコノリでは専用の自動車保険を用意しており、個人で任意保険に加入するよりも有利なものとなっています。
- 保険料は安くなり、月額で支払い
- リース契約期間の年数分をまとめて契約するので、保険料は1年単位で契約するよりも安くなります。
また保険料も月額に含まれるので、支払い金額が予定でき、楽になります。
- 保険を利用しても等級は変わらず
- 契約期間内に万が一、事故を起こして保険を利用しても、当初契約した期間内は保険の等級が下がることがなく、それゆえに保険料も変わりません。
つまり月額も契約時のままということです。
画像引用:定額ニコノリパック
- 車両保険も付帯
- ニコノリの自動車保険には車両保険も付帯していますので、クルマを何かにぶつけて破損させた場合には保険を利用することができます。
また万が一の事故でクルマが全損し、リース契約が満了させられない状態になった場合には、リース契約の中途解約費用として充填することができます。
また中途解約費用が車両保険の受取金額よりも高額であっても、頭金0円でリース契約していた場合には差額を支払う必要がありません。
画像引用:定額ニコノリパック
- 現在契約している任意保険の等級を引き継げる
- 現在のクルマに任意保険を掛けており、ニコノリ「もらえるパック」で違う車に乗り換える場合には、現在の任意保険の等級をニコノリの自動車保険に引き継ぐことができます。
任意保険を一度も使っておらず、等級が高い場合、割引率が引き継がれるので保険料を安くすることができます。
- リース契約期間中の保険契約更新の必要はなし
- 通常、任意保険は1年単位で更新しなければなりませんが、ニコノリ自動車保険はリース契約期間と連動していますので、1年毎に契約を更新する必要はありません。
面倒な手間が省けるということです。
まとめ
ニコノリ「もらえるパック」では月額に車検費用や税金が含まれていることは他の月額制カーリースと同じですが、契約期間を満了するとクルマをもらえるという点が異なります。
つまり「もらえるパック」はクルマを購入したのとほぼ同義といえるわけです。
しかも走行距離制限がなく、オイル交換は月額に含まれ、ウォッシャー液やクーラント、バッテリー液の補充は5年間無料です。
またオプションではあるものの、メンテナンスや保険料などを月額に分散できるメリットもあるのです。
これはもはやクルマを現金もしくはローンで購入するよりも有利だといえるのではないでしょうか。