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カーリース

KINTOのデメリットを知ればどんな人が利用すべきかみえてくる

デメリット

クルマに乗るための手段としてレンタカーやカーシェアを利用する人が増えていますが、これらは自分自身のスケジュールや都合通り利用できるとは限りません。

かといって車を購入すると、維持やメンテナンスなどにどのぐらいの費用が掛かるか分かりづらく、しかも手間がかかります。

 

そこで注目されているのがKINTOサブスクカーリースです。

KINTOなら自分の好きな時に、好きなだけクルマに乗ることができ、なおかつ面倒なことから解放されながらも、一定期間、一定の料金を支払うだけで良くなるのです。

 

KINTOには多くのメリットがありますが、特定の条件があるため、これらをデメリットと感じる場合もあるでしょう。

しかしデメリットと感じる内容を把握すれば、KINTOがどんな人にピッタリのサービスなのかが分かってくるはずです。

 

どんな人が利用すれば、KINTOのメリットを最大限生かすことができるのか、デメリットになりうる事柄から考えてみましょう。

 

KINTOのデメリットとなるうる事柄と利用すべき人物

具体的にKINTOのデメリットとなりうる事柄を紹介するとともに、KINTOの契約条件、さらにメリットに変えられる人物像についてご紹介します。

これまでの任意保険の等級を継続させることができない

自動車の任意保険

KINTOの契約では自賠責保険料だけでなく、任意保険料も月々の定額支払額に含まれてきます

任意とは謳われているものの、クルマを運転する人にとって必須ともいえる任意保険も加入することになるのですが、KINTOの場合は使用者の年齢や保険料の割増引率を定めるための区分である「等級」に関係なく、一定の金額で計算されます。

 

「等級」とは、契約者の事故歴や実態に応じてリスクを等級で区分しているものです。

例えば、初めて任意保険を契約した場合の等級は6等級となりますが、任意保険を1年間使用することが無ければリスクが低いとみなされ、翌年に契約する際には1等級上がり、7等級となります。

そして等級が上がるほど、保険料も安くなっていくわけです。

 

一方、クルマをぶつけたり、事故を起こしたりして任意保険を使うと、リスクが高いとみなされて等級は下がっていき、翌年の保険料は高くなってしまうわけです。

 

しかしKINTOでは、契約前に別の車に乗っていて、保険を使ったことが無く等級が高かった人でも、その等級に関係なく一定金額で計算されてしまいます。

すなわちKINTOを契約すると、実質的にこれまでよりも高い保険料を支払わなければならないケースもあるということになります。

 

任意保険の視点から明らかになるKINTOを利用すべき人とは

前述のことを考慮すると、KINTOを利用するうえで任意保険のメリットが大きい人は、等級が低かった人、もしくは初めて任意保険を契約する人ということがいえます。

また初めて任意保険を契約する人は、若い方である可能性が高く、個人で任意保険を契約するよりも有利にできるといえるでしょう。
 

契約期間があらかじめ決まっている

契約期間

KINTOの契約プランには、あらかじめ契約期間が決められています。

一般的にカーリースを含むリース契約では、契約期間中の途中解約は実質的にできず、もし解約する時には残リース期間分のリース料全額などの違約金を支払わなければなりません。

KINTOの場合は違約金よりも負担が軽い中途解約金を支払えば解約できますが、それでも解約金が必要であることが契約の足枷、つまりデメリットと受け止める方もいるでしょう。

 

ただKINTOには2つの契約プランが用意されており、そのうちの1つは前述のように、契約期間中に解約しようとすると中途解約金が発生するプランです。

つまりデメリットとも受け止められるプランです。

しかしもう1つの契約プランは、契約期間中に解約する場合でも、中途解約金が発生しない仕組みになっています。

 

KINTOの2つの契約プラン「初期費用フリープラン」「解約金フリープラン」についてご説明しましょう。

初期費用フリープラン
「初期費用フリープラン」は契約期間中に解約しようとすると中途解約金が発生してしまう契約形態です。

ただし初期費用は必要なく、月々の支払いのみですぐにクルマに乗ることができるので、解約するつもりがなければ非常に便利な契約形態だといえます。

また契約期間中に新たなクルマに乗り換えたい場合には、一定の手数料で乗り換えることができます

なお中途解約金の金額は事前に明らかにされているため、万が一解約しようと考えた場合でも、幾ら必要なのかが分かるようになっています。

さらに契約期間中に契約者が死亡した場合、海外転勤が決まった場合、高齢で免許を返納する場合には中途解約金は必要ありません。

解約金フリープラン
「解約金フリープラン」は契約期間に中に解約する場合でも中途解約金を支払う必要がないプランです。

ただしこのプランの場合は初期費用として月額の5ケ月分を支払う必要がありますが、現在乗っているクルマを売却して充当することも可能です。

各プランのポイントを一覧表にまとめると以下のようになります。

初期費用フリープラン解約金フリープラン
初期費用初期費用は不要月額の5ケ月分が必要
※現在の車を売却で充当可
車の乗り換え一定の手数料で可
中途解約中途解約金が必要
※契約者死亡時や海外転勤、免許返納時は不要

 

契約期間の視点から明らかになるKINTOを利用すべき人とは

契約期間中の解約のことを考慮すると、初期費用のまとまった金額を支払いたくない人、海外に転勤を命じられる可能性のある人、高齢で免許返納を検討している人などは、初期費用が必要ない「初期費用フリープラン」を利用するとメリットが感じられるでしょう。

 

一方、親との同居など生活環境が変わる可能性や、子どもが産まれる可能性がある場合には、契約時より大きなクルマ、もしくはボディ形状の違うクルマが必要になるなど、契約したクルマにどのくらいの期間乗るか想像できないこともあるでしょう。

このようなケースに加え、現在所有しているクルマを売却して新車に乗り換えたいと考えている場合にも、「解約金フリープラン」を利用すると、KINTOのメリットを最大限活用できるはずです。
 

走行距離に対する制限がある

オドメーター

KINTOでは契約車両に対して走行距離制限があります。

この走行距離制限を超えてクルマを利用した場合には、契約終了時に追加料金を支払わなければならないため、クルマを使うのに躊躇してしまったり、気軽に使えないと考えてしまうケースもあるでしょう。

 

KINTOの走行距離制限は契約プランの種類にかかわらず、3年プランの場合は54,000km、再契約1回を含む5年プランの場合は90,000km、再契約2回を含む7年プランの場合で126,000kmとなっています。

 

走行距離制限があることをだけを意識すると使いづらいように考えてしまうかもしれませんが、この走行距離制限は1年間に換算すると18,000 kmとなります。

 

一般的にクルマの走行距離は1年で10,000 km程度といわれ、クルマを頻繁に利用する人でも年15,000 km程だといわれています。

つまり18,000 kmならかなり余裕のある走行距離制限で、まず問題ないと考えられるわけです。

 

また設定された走行距離制限を超えてしまった場合でも、追加料金の計算方法が明確になっているので、事前にある程度の心づもりもできます。

追加料金は、1年間の走行距離制限18,000 kmを1ケ月に換算(18,000÷12)した距離1,500 kmを超えた距離に対し、毎月1 kmあたり11円(トヨタ車の場合)もしくは22円(レクサス車の場合)で計算し、契約終了時の月間合計で請求されます。

 

走行距離の視点から明らかになるKINTOを利用すべき人とは

KINTOには走行距離制限があるものの、日常の買い物や休日のレジャーなど、一般的なクルマの使い方をしている限りは、設定された走行距離制限を超えることはまずないはずです。

つまり、一般的なクルマの使い方をしている限りはKINTOを利用することにメリットがあるといえるでしょう。

 

ただし遠距離を走る機会が多い場合や、仕事で毎日相当な距離を走るなどの場合は走行距離制限を超えてしまうことも考えられますので、利用に際しては十分な検討が必要になります。

 

車内での喫煙やペットの同乗ができない

自動車内での喫煙

 

KINTOの契約では、車内で喫煙をしたり、ペットを同乗させることは禁じられています

これは車内に匂いがついてしまうのを防ぐ意味があると考えられます。

 

喫煙やペットの視点から明らかになるKINTOを利用すべき人とは

喫煙に関しては、喫煙者の場合は厳しいといえるでしょう。

つまり喫煙をしない人ならKINTOの利用にはメリットがあるといえるわけです。

 

また近年はペットブームでもあり、ペットを同乗させている人も多いと思われますが、ペットを同乗させないのであればKINTO利用にはメリットがあるといえます。
 

クルマをカスタマイズすることはできない

車のタイヤとホイール

 

KINTOで契約したクルマは好きなようにカスタマイズすることはできません。

クルマをカスタマイズするのが好きな人は、例えばタイヤとホイールをインチアップさせる、車高調整式サスペンションを組む、マフラーやシートを交換するなどのカスタマイズを施してしまいがちです。

 

KINTOで契約したクルマに対し、車検不適合の違法改造を施すことはもちろんNGですが、車検に適合するパーツであったとしても、カスタマイズすることはできません

 

ただし、GRヤリス「モリゾウセレクション」やGR86、2021年10月21日以降に申し込んだGRヤリスに関してのみ、違法改造でないもの、構造変更や車検証の記載内容に変更が必要ない改造、原状復帰ができる改造であればカスタマイズは可能ですが、取り付けたパーツ類に関しては任意保険やメンテナンスの対象外となってしまいます。

さらに、クルマの返却時に特約清算金が発生することもあります。

 

カスタマイズの視点から明らかになるKINTOを利用すべき人とは

特別なクルマを除くと、KINTOで契約したクルマにカスタマイズを施すことはできないため、どうしても自分の好みにクルマをカスタマイズしたい人にとってKINTOは意味のないものになってしまいます。

 

ただしKINTOではトヨタのカスタマイズブランドである「モデリスタ」仕様のクルマも扱っています

モデリスタはトヨタ直系のカスタムカーブランドであるため、トヨタ車のことを十分に理解しており、クルマ好きの人も満足させられるパーツやアイテムが装備されています。

KINTO ONEではクルマを自分でカスタマイズすることはできませんが、カスタマイズされたクルマに乗ることはできるのです。

 

つまりクルマにカスタマイズを施さず、ノーマルモデルのまま乗る人や、モデリスタ仕様のクルマに満足感を感じる人にとってはKINTOは利用するメリットは大きいといえます。

KINTOを利用すべき人は

上で説明した、KINTOのデメリットから導き出したKINTOを利用することにメリットが大きく、ぜひ利用すべきだと考えられる人を改めて整理すると以下のようになります。

  • 任意保険の等級が低かった人や初めてクルマを所有する人
  • 海外転勤の可能性や免許返納を考えている人は「初期費用フリープラン」
  • 契約車種を変える可能性や現在所有のクルマを売却して契約なら「解約金フリープラン」
  • 過剰な長距離を走るのではなく、普段の足としてクルマを使いたい人
  • 喫煙せず、ペットを乗せない人
  • クルマをカスタマイズせず、純正のまま乗る人

まとめ

KINTOのサブスクカーリースについて、デメリットを挙げながら、KINTOを利用することでメリットが大きく、利用する意味が十分ある人を導きだしてみました。

 

もしあなたがこの人物に該当するのであれば、ぜひKINTOを検討されてみてはいかがでしょうか。

きっと今まで以上に満足なカーライフが送れるはずです。