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カーリース

KINTOの料金が高すぎると感じる理由と真実は?

クルマの料金は?

KINTOは月々定額を支払うサブスクでクルマに乗れる、非常に魅力的な契約形態です。

しかしKINTOの料金が高すぎるとの声がSNSなどで挙がっているのも事実です。

本当にKINTOの料金は高すぎるのでしょうか。
またどうして高すぎると感じる人がいるのでしょうか。

その理由を紐解くとともに、真実をご説明しましょう。

KINTOが高すぎると感じる理由とは

KINTOが高すぎると感じる声がありますが、「高すぎる」とは何か比較対象があるのでしょうか。

また何を基準に「高すぎる」と感じているのでしょう。

まずはSNSなどで書かれている、「高すぎる」と感じている理由を挙げてみると、言い回しは異なるものの、集約すると以下の3つになります。

  • 1.自分の所有物にならないのにずっと月数万円の出費がかかる
  • 2.サブスクの割には月々の支払額が高い
  • 3.カーリースと比較すると支払額が大きすぎる

実はこれらの「高すぎる」という理由は誤解が原因になっています。

その理由などについてご説明しましょう。

「所有物ではないのに高額な出費」の誤解

KINTOを利用すると、月々数万円単位の出費となってしまいます。

月々数万円も支払うのであれば、クルマを購入してしまう方が自分の所有物になり、売却するとそれなりの金額になると考えれば、確かにKINTOは高すぎると感じるかもしれません。

 

では実際にクルマを購入した場合と比較してみましょう。

比較は現金で一括払いした場合、銀行ローンを組んで購入した場合です。

 

なお車種は、人気の高いアクアX HEV 1.5L 2WD(車両本体とオプションを含めて価格は2,173,820円)とし、購入者は21歳以上、支払い(契約)期間は3年とします。

トヨタ アクアX HEV 1.5L 2WD

画像引用:トヨタ自動車WEBサイト

 

KINTOの場合現金一括払いの場合銀行ローン
(36回払い 年利5%)
車両価格2,173,820円2,173,820円
自賠責・税金127,820円127,820円
任意保険・メンテ代全て月額に含まれる620,985円620,985円
手数料171,620円
契約後の下取り価格978,219円978,219円
3年間の支払総額1,722,600円1,944,406円2,116,026円
月毎の支払額に換算47,850円54,011円初回 61,526円
2回以降 58,700円
KINTOとの月額の差+6,161円初回 +13,676円
2回以降 +10,850円

引用:KINTO

なお上の試算表では、現金一括払いと銀行ローンは契約期間終了時にクルマを売却し、売却価格を支払総額から引いて計算しています。

 

この表をみると、KINTOを利用した場合と現金一括払いや銀行ローンを比較すると、明らかに月毎の支払額に差があることが分かります。

 

KINTOとの月額差は、現金一括払いの場合で6,161円、銀行ローンの場合では初回で13,676円、2回目以降は10,850円多く支払わねばなりません

KINTOが必ずしも高すぎるとはいえないことが分かるでしょう。

またKINTOの場合は任意保険料も月額の中に含まれていますが、現金一括払いや銀行ローンでは任意保険は別途、自分で加入しなければなりません。

さらにKINTOでは万が一、事故を起こし任意保険を使用しても、月額利用料が高くなることはありませんが、自分で任意保険に加入する現金一括払いや銀行ローンの場合には、翌年度以降の保険料が高くなってしまいます。

 

月々の支払額は少ないのに納得できないのは何故

上で説明したように、現金一括払いや銀行ローンを使用した場合に比べ、KINTOは月々の支払額は少なく済むだけでなく、万が一の事故の際にも月額利用料が高くなることはありません。

支払額だけを考えると、メリットしかないわけです。

しかし、それでも高すぎると感じるのはどうしてでしょうか。

 

それは現金一括払いや銀行ローンを使用してクルマを購入した場合、車検証の所有者や使用者は購入者本人の名義になりますが、KINTOの場合、所有者はKINTO、使用者が契約者となることも影響しているのでしょう。

これはすなわち、KINTOの所有するクルマを借りているという位置付けになるわけです。

 

月々の支払額は購入するより少なくて済みますが、クルマは自分の所有物にならないということが納得できないため、KINTOは高すぎると感じるのでしょう。

 

「サブスクなのに支払額が高い」の誤解

クルマの維持費

KINTOはサブスクではあるものの、月々数万円の金額を数年間支払い続けなければなりません。

上の項で紹介したように、アクアX HEV 1.5L 2WDを契約期間3年で利用した場合では、月々47,850円を3年の間、支払い続ける必要があります。

この月々47,850円の支払いが高額すぎると感じる人もいるということです。

 

しかし、高額すぎるというこの考えには、KINTOには任意保険料とメンテナンス費用までが含まれているという事実が抜け落ちています。

 

月額に含まれる任意保険の内容について

任意保険は対人・対物・搭乗者だけに加入するなら保険料はそれほど高くありませんが、車両保険に加入すると、一気に保険料が高くなります。

 

対人保険とは、万が一の事故の際、人にケガを負わせてしまった場合の保険です。

対物保険は、モノに対する保険で、事故の相手のクルマやガードレールなどに対する保険です。

搭乗者保険は事故当時、自分を含めたクルマに乗っていた全ての人に対して適用される保険です。

 

そして車両保険とは、自分のクルマが事故で破損した際の修理費として使うための保険です。

この車両保険は、クルマが高額であれば掛け金も高くなり、クルマのブランドが高級ブランドになっても高くなります。

これは、修理する際にどうしても修理費が高くなってしまうからです。

 

KINTOで契約した場合は、対人・対物・搭乗者・車両の全てに対して保険がかけられており、月額にこの保険料が全て含まれています

補償額も対人・対物については無制限となっており、搭乗者に対してはトヨタ車の場合で上限が5,000万円、レクサス車の場合は上限1億円となっています。

さらにクルマを修理するのに保険を使う場合でも、自己負担額は5万円で済みます。

つまり最上級の任意保険が掛けられているということです。

 

これだけの任意保険の保険料が全て月々の支払い額に含まれていることを考えると、KINTOの支払い額が決して高いとはいえないでしょう。

月額に含まれるメンテナンス費用について

クルマは維持するのにも費用が掛かります。

定期的にオイルを交換しなければなりませんし、長く乗っているとタイヤも摩耗してくるので交換しなければなりません。

ワイパーも定期的に交換しなければ役に立たなってきます。

さらに定期点検も必要です。

つまり、維持していくのにも費用が掛かるわけです。

また万が一、故障した場合には、当然ながら修理費も必要になってきます。

 

これらの費用は、一般的なカーオーナーならその都度支払わなくてはならず、しかもクルマに関するある程度の知識も必要になってきます。

 

しかしKINTOの月額費用には、これら交換の必要な部品類の費用と作業費、点検費用などの全ての費用が含まれているため、一切の費用は掛からず、詳しい知識も必要ありません。

さらに、作業してくれるのはトヨタやレクサスのクルマを販売しているディーラーです。

自社のクルマに関しては誰よりも詳しいので、的確な作業をしてくれることもメリットとして挙げられます。

 

クルマを維持していくのにはそれなりの費用や知識が必要であることを認識すれば、KINTOの月額費用が決して高額ではないことが分かるはずです。

 

「カーリースより高い」の誤解

KINTOは契約期間が終了するとクルマを返却するか、もしくは新たなクルマで再契約しなければならないため、厳密に区分するとカーリースとなります。

※ただしKINTOの場合は、実質的に契約期間中の途中解約ができないカーリースと違って、中途解約金を支払えば期間中でも解約できるので、クルマのサブスクといわれています。

 

SNSなどでいわれている「KINTOがカーリースより高い」という「カーリース」とはどんなサービスのことを指しているのでしょうか。

 

カーリースの契約方式の違いが月額にも影響

契約する

カーリースの契約方式には2種類あり、クローズドエンド方式とオープンエンド方式とに区分されます。

カーリースは、この契約方式の違いにより月々の支払額が大きく変化します。

そして「KINTOがカーリースより高い」という考えは、この契約方式の違いによって誤解が生じている可能性があります。

 

カーリースのクローズドエンド方式とオープンエンド方式との違いについてご説明しましょう。

 

クローズドエンド方式とは

クローズドエンド方式は、KINTOが採用している契約方式ですが、これは契約終了時にクルマの価値(残価)が幾らで設定しているのかを契約者に開示せずに、リース会社つまりKINTOが責任を持ってクルマの残価を清算する方式となります。

 

例えば、契約終了後のクルマの価値(残価)を70万円としてリース会社が考えていたとしても、契約者にそのことは伝えられないわけです。

そして契約終了後にクルマを清算し、もし50万円にしかならなかったとしても、リース会社は契約者に価値(残価)の足らない20万円分を請求することはありません。

リース会社が責任を負うわけです。

 

そのためリース会社は損をしないよう、契約時にクルマの残価を低く見積もると考えられ、このことからクローズドエンド方式の契約では、月々の支払額がどうしても高くなってしまいます。

 

ただし契約期間が終了して車を返却した際に、クルマの査定額が予定していた残価より低くなっても、契約者は低くなった差額分を追加で支払う必要がないことはメリットといえます。

 

オープンエンド方式とは

もうひとつのサブスクの契約方式であるオープンエンド方式は、契約終了時のクルマの残価を幾らに設定しているのか、契約者に開示する方式となります。

開示することには、契約者に契約後のクルマの価値を保証してもらう意味があります。

 

これは例えば、残価が70万円で設定されており、契約終了時の査定で50万円にしかならなかった場合には、差額の20万円は契約者が負担せねばならないということです。

 

残価を契約者が保証するため、リース会社は確実に残価を得ることができるのですから、月々の支払額はクローズドエンド方式と比較すると安く抑えることができるというメリットがあります。

 

単純な月額だけで高い安いは判断できない

KINTOは「カーリースより高い」というSNSの書き込みにあるカーリースという言葉が、クローズドエンド方式とオープンエンド方式を混同して理解しており、単純な月額だけで比較していたとすれば、それは誤解だといえます。
 
たとえ月々の支払額が安くても、契約終了後に差額を支払わねばならない可能性があるオープンエンド方式のデメリットも理解したうえで判断する必要があるでしょう。

まとめ

KINTOの料金が高すぎるという声についてご紹介するとともに、そう感じる理由や事実をご説明しました。

単純に月々の支払額だけで判断するのではなく、その支払額の内訳や意味を理解すれば、KINTOの支払額は決して高いものではないことがお分かりいただけたはずです。

KINTOは毎月定額で、新しいクルマに乗ることができるサービスです。

クルマのことに詳しくなくてもメンテナンスは全て任せられ、任意保険も充実しているなど、安心して乗り続けることができるメリットがあり、初めてクルマに乗る方にもピッタリの選択になるはずです。