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メンテナンス

確実なパンク修理をしてくれるお店

パンクしたタイヤ

前回の記事「車のパンクトラブルは少しでも楽に解決しよう」の中で、私の車の両後輪にクギが刺さっており、ショップに行って修理してもらったことをご説明しました。

今回の記事はその続編になります。

パンクの原因個所やタイヤの状態などによって修理方法は変わってきます。

タイヤの側面に異物が刺さっていたり、裂けている場合は修理不可能な場合も多いです。

しかし今回の私のように接地面にクギなどが刺さっている時、私が最も信頼している修理方法は、内面修理です。

内面修理はタイヤをホイールから外して内側から修理する方法なのですが、実はこの方法自体あまりやっているところが少なくなってきています。

でもある系列のタイヤショップではこの方法で修理してくれます。

今回はなぜ内面修理なのか、またその方法でパンクを直してくれるお店はどこで、どんな対応をしてくれたのかを、実際に私が体験したことを含めてご説明しましょう。

 

パンクの修理方法

パンク修理にはどんな方法があり、そのメリットやデメリットはどんなものなのかご説明しましょう。

パンク修理剤での修理

最近の車はスペアタイヤを積まず、その代わりにパンク修理剤が搭載されているのがほとんどです。

パンク修理剤の修理方法は、修理剤をタイヤの中に入れ、一緒にセットされているコンプレッサーでエアを入れます。

そして少し車を走らせると、空気が漏れている個所に修理剤が栓をするように詰まってくれます。

これで修理は終了です。

メリット

パンクしたタイヤを外すことなく修理ができますので、車に不慣れな人でも修理しやすいのが特徴です。

また重くて大きなスペアタイヤを積んでおく必要がなく、コンパクトな修理剤キットを積んでいれば良いため、場所を取ることもありません。

デメリット

この修理方法はあくまでもパンク修理してくれるお店まで行く間の応急処置です。

これで修理が完了しているわけではなく、空いてしまった穴を塞ぐための修理をしなくてはなりません。

しかしパンク修理剤を注入してしまうと、タイヤ内部やホイールに修理剤が付着してしまうため、そのままでは修理できません。

修理の際には修理剤を完全に取り除かねばならないのですが、実はこれが厄介です。

キレイに取り除けない場合には、新しいタイヤを購入しなければなりません。

また取り除くための費用がパンク修理費とは別に必要になります。

 

差し込み修理

パンクしたタイヤを、ホイールにセットしたまま修理する方法です。

空いた穴に、ひも状やプラグと呼ばれるゴムのような修理パーツなどを差し込んで穴を塞ぐ方法です。

メリット

ホイールにセットしたままパンク修理を行うため、手早く修理できます。

その分、修理にかかる時間や費用も抑えることができます。

デメリット

修理パーツを差し込むためには、空いた穴が小さくでは入れられません。

道具を使って穴を大きくしてから差し込みますので、作業する人の技術によって仕上がりに差が出てくることがあります。

最悪の場合には、修理した個所から空気が漏れるなどのケースもあります。

最悪のケースでは、タイヤそのものを新しくしなければなりません。

またホイールにタイヤをセットしたまま修理するため、タイヤ内部の様子が全く分かりません

内部でゴムに亀裂が入っていたりしても分からない危険性があります。

 

内面修理

パンクしたタイヤをホイールから外し、タイヤの内側から穴を塞ぐ方法です。

タイヤ内側の空いた穴周辺に接着剤を塗り、パッチを張り付け、その後タイヤをホイールにはめ込みます。

メリット

パンクしている穴を内側から目視し、ゴムの状態なども確認したうえでパッチを張り付けるので、安全で確実な方法です。

また外側からタイヤを見ても、パンク修理してあることが全く分かりません。

デメリット

タイヤをホイールから脱着する手間がかかるため、作業時間と費用が掛かってしまいます。

 

焼き付け修理

この方法もタイヤをホイールから外して修理します。

タイヤ内側の穴が開いている部分に接着剤でゴムを貼付け、熱を使ってゴムを溶かすことによって穴を塞ぎます。

メリット

車のタイヤのパンク修理方法としては最も確実なものだと言われています。

また接地面に空いた穴だけでなく、あまり大きな穴や裂け目でなければサイドウォールも修理できるといわれています。

修理跡もほとんど分からないため、見た目が気になることもありません。

デメリット

内面修理と同様、ホイールからタイヤを外す必要があり、修理そのものも時間がかかります。また費用もそれなりに掛かってしまいます。

 

一番のおすすめは内面修理

パンク修理

パンクの修理方法には色々なものがあることがお分かりいただけたと思います。

この中で私が一番おすすめしたいパンク修理方法は内面修理です。

タイヤをホイールから外す手間がかかるため、修理費用は差し込み修理よりも高くなりますが、クギなどのパンク修理方法としては確実だと思っています。

それはタイヤの内側の状態を確認して修理するからです。

内側の状態が分からないのに、外側から穴だけ塞ぐのは怖いと感じてしまいます。

また焼き付け修理は最も確実な修理方法ですが、クギを踏んだ程度のパンクであれば内面修理で十分でしょう。

パンク修理も進化しているはずですが、昔、差し込み修理で何度もエア漏れした経験のある私はそれ以来、内面修理一辺倒です。

もちろん今回のパンク修理も内面修理してくれるところを探しました。

 

少なくなってきている内面修理と焼き付け修理

実は今回パンク修理してもらうのに、最初は自宅から一番近い有名カー用品店に持ち込みましたが、聞いてみると差し込み修理しかしていないとのことでした。

ガソリンスタンドは昔から差し込み修理しかやっていないところがほとんどです。

確実なパンク修理方法である内面修理と焼き付け修理は、タイヤをホイールから外してまた付けるという作業が必要です。

また焼き付け修理は専用の機械設備だけでなく、技術も必要になってきます。

そのせいか、昔は焼き付け修理していたお店でも今はやっていないところもあります。

確実なパンク修理をやってくれるお店は昔より少なくなってきているように感じます。

タイヤそのものが進化し、昔よりパンクもしにくくなっていることも影響しているのでしょう。

 

ブリヂストン系のショップがおすすめ

今回私が車を持ち込んだのは自宅からやや離れたところにあるブリヂストン系のタイヤショップでした。

事前に修理方法を確認して持ち込んだのですが、その時の様子を少し紹介します。

 

車を乗り入れると、店の方がすぐに飛び出してきてくださいました。

事情を話すと、すぐにジャッキアップ。

クギが刺さった周辺に洗剤を吹き付け、ゆっくり抜いていきます。

左後ろのタイヤのクギは曲がっていたためか、すぐに抜け、空気も抜けませんでした。

右後ろのタイヤは泡がブクブクと出始め、明らかにパンクです。

パンクが分かった時点で「先に清算をお願いします」と言われ、店舗内に入って清算して出てくると、下の画像の状態でした。

時間にして1分ほどの間にホイールを外し、タイヤを取り外して内側から修理し始めているわけです。

画像は接着剤を塗り、パッチを貼り付けているところです。

パッチ貼付け

 

内面修理完了後、ホイールに取り付けです。

ホイール組付け

 

エアを入れ、水の中で空気漏れをチェックしています。

空気漏れチェック

あっという間の修理完了でした。

私がお店に着いてから修理完了までおよそ5分です。

なんという手際の良さでしょう。

最低でも30分ほどはかかると思っていた私は、もう目が点です。

本当はもっと色々写真も撮りたかったのですが、あまりにも早くて撮れませんでした。

 

私の車はホイールのボルトにカバーがセットされています。

カバーを外すための道具が必要だったのでお貸ししたのですが、それもしっかりと工具入れに収納されていました。

 

事前に修理方法を確認しよう

ブリヂストン系のタイヤショップは全国に色々あります。

今回のお店は初めて行きましたが、あんなにテキパキと動いて、短時間で修理を終わらせてくれたのは感動ものでした。

今後タイヤに何かあればこのお店を利用するつもりです。

 

ブリヂストン系の全てのお店で内面修理をしているかどうかは分かりませんが、パンク修理に関しては少なくとも有名カー用品店より良いと思います。

またブリヂストン系のタイヤショップならどなたでも入りやすいはずです。

ちなみに修理費用もそんなに高くなかったです。

 

ただし、パンク修理に行く前に電話で内面修理をしてくれるかどうか、確認されてから行かれることをお勧めします。